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若いうちから健康長寿!
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BPSというのは、バイオメディカル、サイコロジカル、ソーシャルモデルの頭文字をとったもので、健康状態の理解について生物医学的、精神的、社会的側面を考慮するものを指します。
1977年に、精神科医であるジョージ・エンゲルさんが提唱した考え方です。
普通の診療では生物医学的な面を基本は考え診察し対応するものですが、「そこ(生物医学)以外に精神的に社会的にその人の抱える問題点をひも解いていく」というものがこのBPSモデルの指しているところになります。
どういうことかと言いますと、例えばコンプライアンスの悪い糖尿病患者がいるとしましょう。
お菓子ばっかりぼりぼり食って1日6食とか食います。治療薬を増やしてもなかなかHbA1cが下がらない、予約日に来ない、あとあと薬が足りなくなったから来るみたいなあるある場面を想像してみるといいかもしれません。
医師や医療者としてはどうしても陰性感情がわきがちですよね。
なんで薬ちゃんと飲まないんだ予約日に来ないんだ、そっちが勝手にやるならこっちは責任持てないとかこういうのもあるかもしれません。
もっともこういう感情を抱いてしまうのは仕方ない点もありますよね。小生は結構沸点低めです。
ただこの生物医学的な一面からだけ見てみるとこんな感じになっちゃいますけど、精神的、社会的な方を確認・フォローしてみるとちょっと見方が変わると思います。
例えば…
・最近仕事忙しかったりしますか?
・おうち内でなにか困りごとはないですか?
・他のご家族と仲は良好ですか?
・趣味の時間をちゃんともっていたりしますか?
いわゆる「最近しびれはどうですか?」とか「採血結果が悪いですね」というような生物医学的な事項の確認ではなく、あくまでもその人個人に由来する背景事情に目を向けている訳です。
日常生活のストレスが自分のコンディションに影響を与える事なんてザラにありますし、内科や総合診療の外来、あるいは診療では無く訪問看護のケアの場においてもその人を構成する要素を包括的に観察してみる事は、どこかで機会として持つとその患者さん個人の解像度が上がると思います。
そしてお約束。
BPSをすべて聞くということが最終目的ではありません
初心者がやりがちなミスとして、BPSすべての方向から切り込んでみて、それで満足しちゃうとか、すべての方向から確認したそれぞれの問題事項をすべて同じ熱量で取り組むとかいうのがあります。
これははっきり言って失格です。
BPSモデルというのはあくまでも解釈、理解するためのツールなので、BPSを聞くことが目的では無いですし、聞いた事象すべてを対応するのが理想でもありません。
本質は、その人の病態を形作っているのに最も寄与しているポイント、レバレッジポイントと言いますけれど、これを見つけ出してそこに効果的に介入するという所なんです。
つまりこのBPSモデルで言いたい事っていうのは、病気を抱える患者さんの病気を病気ではなくもっと大きなくくりとしての「やまい」としてとらえることが、全人的に理解するというものの第一歩なんだよという意訳です。
*BPSモデル資料 ご自由にお使いください。
上記はYoutubeで動画解説もしています。ぜひこちらにもお越しください!


