「また息苦しい…」その咳、我慢しないで。医師が教える喘息をコントロールしやすくする新常識

お世話になっております、ぴろりんこでございます。

若いうちから健康長寿!

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興味のある記事があれば、ぜひご覧になっていってください。

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「階段を上るだけでゼーゼーする」

「夜中に咳が出て眠れない」

……そんな悩みを抱えていませんか?

人によっては、喘息持ちと診断されたことのある場合も多いかと思います。

この冬場は寒さも乾燥もひときわ厳しく、いままで喘息の診断がなされていなかった方も「喘息の音がしますね」と言われてしまう事もあるのではなかったでしょうか?

気管支喘息は、一度発症すると「一生付き合っていくしかない」と諦めてしまいがちな病気です。

特に家事や仕事に忙しい女性にとって、突然の息苦しさは生活の質(QOL)を大きく下げる深刻な問題ですよね。

この気管支喘息になるべくならないよう、日々の予防を頑張れる点があるとしたらどうでしょうか?

ぴろりんこ

風邪ひいたときだけでさえもあれだけ酷い咳が出るのに、喘息でさらに悪化したらと思うと…あまりかんがえたくありません。

喘息は、空気の通り道(気道)が慢性的に炎症を起こし、敏感になっている状態です。

自分では「少し調子が悪いだけ」と思っていても、実は気道がじわじわと狭くなっていることがあります。

そのまま放置すると、ある日突然、激しい発作に襲われるリスクも。特に、風邪の後に咳だけが残るタイプの方は注意が必要です。

目次

女性は更に喘息のこんなところに注意が必要かも

さらに女性の場合、注意すべきは「ホコリ」だけではありません。

「ホルモンバランス」が喘息に大きな影響を与えることをご存知でしょうか?

月経前になるとプロゲステロンという女性ホルモンが低下しますが、これが体内の炎症を強め、気道を「むくませる」原因になります 。

また、更年期以降はエストロゲンの減少により、喉の粘膜バリアが弱まり、少しの刺激でも咳が止まらなくなる(俗な言葉ですが)「粘膜の老化」も始まります 。

「家の中は掃除しているから大丈夫」と思っていても、実は目に見えないダニのフンやカビが、寝ている間にあなたの気道を攻撃し続けているのです 。   

ぴろりんこ

実際、皆さんが寝ているあるいは頭をつけている枕にどれくらいダニやダニの死骸、フンがあるかってご存じですか?

ちゃんと医療機関を受診しているのになかなか喘息が治らない、という方は、割と住宅環境に問題がある場合が隠れています。

家で出来る喘息の予防と治療方法

でも、安心してください。最新の「喘息予防・管理ガイドライン2024」では、治療の目標が進化しました。

それは、単に発作を抑えるだけでなく、「臨床的寛解(Clinical remission)」、つまり「薬を使いながらも、病気であることを忘れて健康な人と同じ生活を送る」ことを目指すものです 。

正しい自己管理と環境整備、そして自分に合ったお薬を選ぶことで、この「寛解」は十分に手が届く目標になっています。   

明日から実践できる、喘息にならない/寄せ付けない/増悪させないための「3つの柱」をご紹介します。

1. 「1㎡あたり20秒」の徹底掃除

ダニやダニの死骸・フンなどが最も多いのは寝室です。これらが喘息に悪影響を及ぼすことは前述の通りです。

週1回以上、寝具の両面に掃除機をかけましょう。

ポイントは「1㎡あたり20秒(6畳間で約3分)」かけて、ゆっくりと吸い取ることです 。

ぴろりんこ

急がず、丁寧にしっかり掃除が大事です!

布団の繊維に絡まりやすいこれらの物質は、サッとかけただけだとあまり除しきれません。

また、湿度は50%程度に保つのが理想的。

たまに寝室がムシっとしているお宅もありますが、あまりよろしくないんですね。

冬場では特に加湿器を使うおうちも多いはず。加湿器の使いすぎは、ダニやカビの好む環境を作ってしまうため、極端な乾燥時以外は控えましょう 。   

2. 「ピークフロー」で自分の肺を「見える化」

喘息の怖いところは、「自覚症状」と「実際の気道の狭さ」がズレることです。

ピークフローメーターという簡易測定器を使い、毎日朝晩、吹いた息の強さを記録しましょう。

出典;AXEL

自分の「自己最良値」と比較して数値が下がっていれば、発作が起きる前に早めに対処できます 。   

ピークフローメーターは実臨床でも良く用いる大事な機材です。

3. 自分に合った「吸入器」の選択

最新の吸入薬には、操作が簡単なものや、正しく吸えたことが音や目で確認できるものなど、多くの種類があります。

このへんをいろいろブログで書くと利権とかなんとかいわれちゃいそうなので控えますが、例えば「蓋をあけたら薬の重点が完了する操作が楽なタイプ」だったり、「カプセルを入れる手間はあるけど吸ったかどうかがわかりやすいタイプ」とか。

(当職は1日1回1回1吸入に出来る、説明も使い方もわかりやすいエリプタ製剤というのが好きです。

吸入デバイスは主治医と相談して選ぶことが「続けられる治療」の近道です。   

ただこの辺になってくると家で出来る予防だの治療だのとはすこし毛並みがちがってきちゃいますね。申し訳ありません。

喘息を悪化させたくない皆さんに

「掃除を頑張っているのに咳が止まらない」「薬を吸っているのに効果が実感できない」と感じているあなたへ。

それは、お掃除の仕方が少し違っていたり、吸入デバイスが今のあなたに合っていなかったりするだけかもしれません。

もし「薬吸って無いんだけどなかなか治らないんだよね~」みたいな人がいたら黙って薬を吸っていく事から始めてください。

喘息管理は「パートナーシップ」です。

医師患者関係がしっかり構築できている場合の治療は、そうでない場合と比べて治療の奏効率も違ってきたりします。

自分一人で抱え込まず、専門医と一緒にあなた専用の「管理プラン」を作ることが大切です。

おわりに

まずは、今夜の寝室の換気、そして寝室の掃除から始めてみませんか?

長引く咳や息苦しさが気になるなら、ぜひ一度医師に「しっかり治療していきたい」してみてください。

「普通の生活」を取り戻すための第一歩は、正しい知識を持って今日から動くことです。

喘息加療があまり思わしくない患者さんの家に、医師が直接お邪魔して住宅環境を除かせてもらう事があるほど、喘息管理での住環境は重要です。

しっかりとした喘息管理で、つらくない時間をしっかり作れるようにしていきたいですね。

小生は若いうちから健康長寿!をモットーに日々健康維持につながる情報発信を行っています。

楽しんでご覧いただけましたら幸いです。また別の記事も見ていってください。

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